イチョウは一属一種の珍しい単独種で、2億5千万年の地球の変化に耐えて今日まで生き残ってきた非常に生命力の強い植物で「生きた化石」と呼ばれます。原爆後の被災地の広島で最初に芽吹いたのもイチョウの樹だと言われています。
日本では、その葉はほとんど利用されていませんでしたが、ヨーロッパでは臨床研究が進み、種々の効能が確認され、利用されています。当社は日本において最初にイチョウ葉エキスを製造し、紹介し続けてきました。
機能性表示食品制度とは
「国民の健康寿命が延伸する社会」を目指す国をあげた予防・健康管理への取組みの一環として2015年4月より「機能性表示食品」制度が始まりました。この制度は健康にどのような効果があるかを消費者にわかりやすい形で食品に表示することを可能とするものです。機能性表示食品として認められるためには、必要な成分の機能性に関する文献を精査し、効果があるといえる成分が有効量入っていることが求められ「食品の機能を表示するに足る科学的根拠」を消費者庁に届出なければなりません。
常磐植物化学研究所の機能性表示食品制度対応素材には、ベネトロン®/VENETRON®(睡眠改善)、 ビルベロン/BILBERON®(アイケア)、 ギンコロン/GINKGOLON(記憶力改善)があります。
イチョウにはフラボン配糖体、テルペンラクトンが豊富に含まれています。
ギンコロンには、フラボン配糖体(Kaempferol、Quercetin、Isorhamnetin)24%以上
テルペンラクトン(bilobalide、ginkgolide)6%以上含有されています。
また、かぶれ成分ギンコール酸(ginkgolic acid)を1ppm以下に除いています。
リンク先は、原料として使用する植物に関する研究報告などの情報を紹介したページになります。
掲載している内容は、特定の製品の効果効能を表現したものではありません。
これをご理解された方のみご覧ください。 (同意して表示する)
- 1) Lament V.et al., Biochem. Pharmacol., 36, 2749(1987)
- 2) Lamour Y.,et al., Drug Develop. Res., 23, 219(1991)
- 3) Kleijnen J.et al., Lancet, 340, 1136(1992)
- 4) Morimasa T.et al., Jpn. J. Med. Pharm. Sci., 46, 1013(2001)
- 5) Von P. Halama et al., Fortschr. Med., 106. JG, 408(1988)
- 6) Morgenstern C.et al., Int. J. Clin. Pharmacol. Ther., 40, 188(2002)
- 7) Hindmarch I., La Presse Med., 15, 1592(1986)
- 8) Stough C.,et al., Int. J. Neuropsychopharmacol., 4, 131(2001)
- 9) 盛政忠臣 ら, 第20回和漢医薬学会大会講演要旨集, 204(2003)
- 10) Schubert H.et al., Geriatr. Forsh., 1, 45(1993)
- 11) Cieza A.,et al., Arch. Med. Res., 34, 373(2003)
ギンコロンは、一般社団法人 日本健康食品規格協会(JIHFS)による「健康食品原材料GMP」認証の元に製造され、特許を取得しています。
JIHFS健康食品GMPは、厚生労働省の健康食品GMPガイドラインを遵守しています。
※GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略。


規格
総フラボン配糖体24%以上、総テルぺンラクトン6%以上、ギンコール酸1ppm以下
推奨量
120 mg ~ 240 mg
有効性
ヒト試験 | 記憶改善、冷え性の改善、うつ症状の改善 |
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動物試験 | 脳代謝の改善 |
安全性
急毒試験(マウス、雌雄両性) :LD50 2000 mg/kg 以上
COMMISSION E:抽出物の規格品がapproved herbとして収載されている。
安定性
常温3年間安定